お薬代 その1

医療費は年間約34兆円。
これが毎年数千億円〜1兆円増加していきます。
この増加はどうしても抑制できない。
日本の人口は微減し始めたものの、老人の割合は急増。
これに対し、国は手を打ってきました。

1.医学部の定員削減
  学生減→医師数減→無駄な治療減→治療費抑制 の目論見。
  近年、深刻な医師不足が問題化。
  今後は増加が見込まれる。

2.医薬分業
  「薬漬け医療」を避けるため、医師に薬を持たせない。
  なかなか医師が薬を手放さなくてね、処方箋料は紙切れ1枚なのに結構高いΣ(・ω・ノ)ノ 
  でも、そろそろ分業率の上昇も頭打ちです。

3.薬価改定&ジェネリック(後発品・ゾロ)
  2年に一度、医療用医薬品の値段を見直す(=値下げ)。
  さらに安価なジェネリックの推進。
  抑制効果は出ましたが、薬局の経営が悪化。
  薬価差益が少なくなり、ジェネリックを置くことにより経費が大きく膨れあがりました。

4.健康増進
  国民が健康になれば、医療費も抑制できます。
  若くて病気になると、なかなか死なないんです。←

5.セルフメディケーション
  規制緩和で、薬剤師がいなくても売れる一般用医薬品を増やしました(*^_^*)
  一般用医薬品は保険適応外、国の負担がありません(*^_^*)
  ネットで薬を買いあさって、自殺を決行した人がでました(*^_^*)
  重大な副作用も発生しました(*^_^*)
  はーい、規制強化ですよ−。
  マツモトキ●シでは店内放送でセルフメディケーションをPRしまくっていたけれど、ねぇ。
  第2類医薬品(薬剤師が薬について説明をする努力義務があり)を何の説明もなしに売っているんだよね。
  べつの弱小ドラッグストアでは第1類医薬品(薬剤師が説明する義務がある)を買っても、
  何の説明も受けたこと無いんですが、ね?

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